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【絵本塾2021年9月編】個性を知る方法って?個性を受け入れるときに大切なことって?

2021年9月26日

絵本塾とは

絵本塾は月に1回開催され、

毎月のテーマに沿った絵本の読み聞かせを聞き、問いに答えていきます。

問いに答えていくことで頭の整理ができ、テーマに対する理解が深まります。

さらに複数人とシェアすることで視野が広がります。

(絵本未来創造機構(通称:えほんみらい)の講座です

 

今回も絵本講師仲間と3人で9月分の絵本塾を9月25日、夜の22時から受けました!

以下参加者です!ちなみにみんな絵本講師ですよー!

主催講師:高井千穂さん(ちほさんのInstagramはこちら

参加者 :加来千乃さん(ちのさんのInstagramはこちら

参加者 :わたし

 

9月の絵本塾のテーマは

「「個性」を知って、楽しくコミュニケーションをとる♪方法

 

  • お子さんの「こだわり」に対して「それの何にそんなこだわっているの?」「どこがそんなにいいの?」
  • なんで他の子はこれができるのに、自分の子どもはできないの?
  • 自分の子ども、他の子たちと少し違う気がする・・・?

このようなことを、お子さんのいるお母さん、お父さんであれば、一回は頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。

 

今回は、そんな「人それぞれの個性」をどう考え、これから向き合っていったらよいかという内容の絵本塾でした!

 

今回の絵本塾のおおまかな流れは、以下のようになっていました。

  • 子どもや自分の「こだわること」は?
  • 子どもにイライラしてしまう理由や不安になる理由って?
  • 子ども「個性」を認められるようになりたい。親としてどうすればいい?

 

子どものこだわりで心配や不安になる理由、親の言うことを聞かなくて困る理由「それってなんでだろう」となんてじっくり考える余裕なんてないですよね。

 

実は、そもそもどうして不安になることがあるのかを考えると、「周りと比べて○○だから」「自分の中の「普通」と違う」という基準で考えてしまっていることが原因なんです。

 

たとえば・・・

  • 周りと比べておとなしいから、もっと元気に友達と話せばいいのに。
  • 女の子なのに車のおもちゃでずっと遊んでいるって、バービー人形じゃないの?
  • 男の子なのにピンクが好き?男の子は青でしょ普通。

 

でも、よく考えると

「男の子なのにピンクが好きっておかしい」は誰の価値観?

 

この文章を見てドキッとする人も、もしかしたらいるかもしれませんが、結構「今までの自分の価値観」で判断してしまうことが多いんですよね。

 

たしかに、自分には理解できない他人のこだわりや考え方がありますよね。

もちろん、自分の子どもに対しても「え?なんで?」と思うことも日常生活でたくさんありますよね。

 

でも、その「え?なんで?」と思う点もその子の大切な個性なんです。

 

ここまでくると「じゃあ、そもそも個性ってなんなんだ!」と少し思ったかもしれないですが、辞書によると「ある個人を特徴づけている性質・性格。その人固有の特性」(出典元:大辞林)とあります。

その人を構成している一部分であり逆を言うと個性がないとつまらない人間になってしまう・・・(大袈裟ですが)

 

子どもに個性があるというのは、自分をしっかり持っているということ。

 

子どもって、まだ数年しか生きていないし、まだまだ手がかかるし、世の中のこと全然知らないし・・・と思っていても、実はすごく「自分」を持っています

 

特定のおもちゃでずっと遊んでいたり、お気に入りの色があったり、自分の中で物事の優先順位があったりと、あんなに小さな体でもしっかり「自分の考え」「軸」を持っています。

 

 

個性を認めるのが大事なのはわかった。

じゃあ「自分の子どもの個性を認められる親」「どんな子になっても受け止められる親」になるにはどうすればいいの?

→それには、まず自分の個性・特徴を知ることが重要になってきます。

 

チェックポイント

  1. 自分を知る
  2. 相手を知る
  3. 自分と相手の違いを知る・認める・受け入れる

まずは、自分の価値観や特徴を知らないと、他人のことも受け入れられません。

なので、まずは自分を知り、自分を認めることで、初めて他人を見つけることができ、認められるようになります。

 

そんなこと言っても、「自分の価値観は、そんな簡単に変わらないよ!」と思いますよね。

そんなときに役立つのが、絵本なんです!

 

「そうだよね。もっと自分を認めてあげてもいいよね」と思えるような内容のものや「個性っていいな!個性をもっと伸ばしていきたいな。」と思えるようなストーリーの絵本って実はたくさんあります。

 

そういう絵本を子どもにはもちろん、自分にも読んであげて、「個性」を楽しめる時間をぜひ作ってみてくださいね。

そういう時間を作ることで、少しづつ考えは変わっていきます。

 

最後には恒例の写真!パシャ!

今回の絵本塾で「人の個性を認めるって結構難しいよね・・・」という話がでました。

 

たしかに、家族だったらまだ…という感じでも、会社や外の人の「そういうのちょっと理解できんわ・・・」というところって、イラっとしたり、なぜ?と思うところ結構ありますよね。

 

でも

「そういう「自分とは異なる人の個性」も、楽しめるようになったら無敵だね!」

という結論になりました。

 

ここまでくるともはや、悟りを開けるレベルではありますが、私も理解しがたい人の個性があったら、【小さく】受け入れてみるというところから始めてみようと思います。

 

みなさんも、自分の個性を棚卸ししてみて、子どもや周りの人の個性と共生していく方法を、ぜひ考えてみてくださいね。

 

そして今回でなんと、絵本塾1周してしまいました!

去年の10月から毎月集まっていた絵本塾も、今月で終わってしまいました・・・

 

毎月、時間を取って自分と向き合い、絵本塾に参加したほかのメンバーと考えや意見をシェアして、そして絵本の読み聞かせを聞くというステキな大人時間を過ごせました!

 

日常生活では、なかなかとっつきにくいテーマ(お金や性教育など)でも、絵本の力を借りれば、子どもとのコミュニケーションに活かせられます。

そんなことを改めて感じた絵本塾の時間でした。

 

絵本塾、ちょっと興味あるんだけど、どうな感じなんだろう・・・という方はぜひこのサイトのほかの絵本塾のブログ記事も参考にしてくださいね。

 

 

さいごに、今回の絵本塾で特に印象的だった絵本を一冊ご紹介します。

真っ白なしろねこかあさんと、真っ黒なくろねことうさんからうまれたのが、あかねこ。

他の兄弟は、しろねこ、くろねこ、とらねこ、ぶちねこ、みんな白と黒でねこらしい模様。

あかねこのことを、みんなが心配して同情ばかりする。

自分では、きれいで可愛い、この色が好きなのに、「まわりと違うから」という理由だけで、認めてもらえない。

そんなあかねこがとった行動とは?

周りと比べて、自分だけ違うというのは、「あれ?」と違和感を感じたり、いけないことだと思ってしまったりすることもあると思います。

でも、それが良いか、悪いかを判断するのって誰?と考えると、「自分」だ!と改めて思い出させてくれる絵本です。

自分にもう少し自信を持ち、自らの道を切り開いて生きていきたい、と考えている人にぜひ読んでほしい一冊です。

 

絵本塾とは?

絵本塾は、心が育つIQ絵本講座2級を修了した方が受講できる講座です。

毎月テーマを変えて、絵本からのメッセージを受け取りながら、みんなでアウトプットしていきます

毎回、絵本からの気づきが大きく、みんなとのシェアでどんどん視野が広がります。

もちろん、絵本講師でなくても、絵本講座2級を修了した方であれば、だれでも受けられる講座です。

 

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