えほん

【絵本塾2021年5月編】子どもを伸ばす♪ほめ方・叱り方って?

2021年6月5日

 

絵本塾は月に1回開催され、

毎月のテーマに沿った絵本の読み聞かせを聞いて、

問いに答えていくことで頭の整理ができテーマに対する理解が深まります。

さらにみんなとシェアすることで視野が広がります。

(絵本未来創造機構(通称:えほんみらい)の講座です)

 

 

今回も絵本講師仲間と3人で

5月分の絵本塾を6月3日、夜の22時から受けました!

 

以下参加者です!ちなみにみんな絵本講師ですよー!

主催講師:高井千穂さん(ちほさんのInstagramはこちら

参加者 :加来千乃さん(ちのさんのInstagramはこちら

:わたし

 

5月の絵本塾のテーマは

「子どもを伸ばす♪ほめ方・叱り方

 

 

今月は、ママさん・パパさんなら1度は悩むであろうテーマでの絵本塾でした!

自分の子どもをどう褒めたらいいか、どう叱ったらいいか、意外とわからないですよね。

 

「ほめられたことがあまりない・・・」だったり「怒られてばっかりだった・・・」という方にも、わかりやすくポイントを伝えしてくれました!

 

 

今回の絵本塾の流れとしては、自分の今の状況、子どもとの接し方などを振り返ったうえで、これからの接し方を考えていきました。

 

 

子どもと大人の違いなんですが、大人は、「良いことか悪いことか」で判断しますが、子どもの特徴として「子どもは親の注目することをする」なんです。

 

子どもは、お母さん・お父さんが大好きなので、親が注目してくれるのであれば何でもやってしまうんです。怒られるようなことでも。

なので悪いことをして親が注目してくれるのであれば、「悪いこと」とわかっていてもやり続けてしまうんです。

 

 

ですので、この子どもの特徴を生かして、逆のことをやるととても効果的なんです。

分かりやすく言うと・・・

 

子どもが何かをやってくれた!→ほめる

子どもが何かに頑張って取り組んでいた→認める

子どもが目標を達成した→ほめて、抱きしめる

 

ほめてあげる、認めてあげることで、子どもは「親にもっと注目してほしいから、もっと頑張ろう」となっていきます。

 

もちろん、伝え方のポイントはいくつかありますが、子どもは素直なので、どんどん行動が変わっていきますし、自己肯定感も上がっていきます。

 

伝え方で、子どもはもちろん、親もどんどん変わっていくので、ポイントを踏まえたうえで、これからの接し方を、今回の絵本塾でシェアしていきました。

 

 

今回の絵本塾は、子どもに対してのほめ方、叱り方がメインテーマでしたが、大人同士にも使えるテーマなんですよね。

 

私は子どもがいないので、会社の上司・部下の関係に置き換えて参加しましたが、「大人同士でも伝え方って大事!むしろ伝え方次第だわ!」と改めて思いました。

 

 

大人の場合は、叱り方が特に重要なんじゃないかと思うのですが、もう怒りに任せて、怒鳴り散らかすという時代ではありません。なので叱り方ってめっちゃ難しいんですよね。

 

逆に、ほめ方も意外と難しい!

自分自身、「上司にほめられたことがあまりない!」となると、

「ほめ方が全然わからない!」

「ほめすぎると調子に乗るんじゃないか」と思ってしまうんですよね(笑)

 

 

「伝え方ひとつで受け取り方が全然違う」

「小さいことでも上司にほめられるとめっちゃうれしい!」

という実体験を思い出して、参加しました。

 

 

子どもへのほめ方・叱り方って大人同士での人間関係でも応用できます。

そんなことを今回の絵本塾で確信しました!

今回も気づきの多い絵本塾、ありがとうございました!

 

さいごに、今回の絵本塾で特に印象的だった絵本を一冊ご紹介します。

友だちとけんかしたメグちゃん。お母さんもお兄ちゃんもメグちゃんの気持ちとは違うことを言います。でもおばあちゃんだけは、メグちゃんの気持ちに寄り添ったことを言ってくれます。

そのおばあちゃんの言葉とは・・・

 

子どものことを想って、ついつい「~しちゃだめ!」「~はやくしなさい!」「こっちにしたら?」って子どもに言ってしまいますよね。

でもそれって本当に子どもの気持ちに「寄り添っている?」と気づかされる絵本です。

言い方を変えるだけで、相手の行動が変わる!子育て、仕事の人間関係に悩む人にぜひ読んでほしい一冊です。

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